2012年10月25日

ちょっとの愛

何だか急に寒くなってきましたが


ことばの制作のために
大自然のチカラを借りようと

朝、近くの公園に
仕事の場所を移しました。


出来るだけ集中できる場所を求めて
少し小高い丘の上にある
東屋のベンチに腰を下ろしたんですね〜。


何となく寒くなってきた空気のせいか
寂しそうな顔をした木々たちが


でも、真っ青な空に向かって
元気に呼吸をしているようで


どんどん、頭が冴えていくのを
感じたんですね〜♪


やっぱり、部屋の中にこもっても
良い言葉は浮かばないな!


そうこうしているうちに、
気づけば一人のおじいさんが
こっちに向かってやってきました。


そしてなぜか・・・。


ベンチは他にもあるのに
私の座るベンチの横に座ったんですね〜。

「こんにちは〜♪」


とっても優しそうなおじいさんだったので
ウキウキしながら挨拶しました。


っと!いけない!!!

今日はここで、のん気に井戸端会議を
している暇はないのだった!!


おじいさんと、ほっこりした会話を
楽しみたかったのですが


心を鬼にして、ペンに目を向けていると。


1匹のワンちゃんを連れたおばさんが
またもややってきて


「ここは、初めてですか?
 この犬は、福島の避難犬なんですよ。」


そう、おじいさんに話しかけています。


何??避難犬!?
き、気になる〜!!


もう私は、おばさんの話が聞きたくて聞きたくて
仕方がなかったのですが


ここでも心を鬼にして
ペンの先に集中してたんです。


少しの間、おじいさんは
おばさんと話をしていたのですが
どうやら、あんまり犬が好きではなかったようで
どこかへ行ってしまったんですね〜。


すると次のの瞬間!


おばさんのターゲットは
もちろん私へ!!


「何書いてるの〜?」

と、ニコニコの笑顔で尋ねてくるでは
ありませんか〜。


あーーーーーー、もうダメだ!
限界!限界!
しゃべっちゃおう!おしゃべりしちゃおう!


「避難犬なんですか?どこからの?」


気づけば、私の方が
矢継ぎ早の質問攻撃をくらわせており


おばさんは、親切に色んな話を
してくれました。


このワンちゃん。実は福島の南相馬出身で
震災後に飼えなくなってしまった飼い主に代わって、
埼玉在住の方が、一時的に預かってくれていたんだそうです。


でも、その方も飼うことが難しくなり
おばさんは、わざわざ引き取りに行ったんだとか・・・。


今でも地震がくると
おびえてしまうというワンちゃん。

きっと、色んな悲しい思いを
してきたんだろうな・・・。


けれど今。


目の前でしっぽを振ってるワンちゃんは
おばさんの愛情に包まれて
とっても幸せそうに見えます。


色んな人のチカラで支えで
君はこうして生きているんだね。



○。。。○。。。○。。。○。。。○

 『ちょっとの愛』

みんなで 
ちょっとずつ
手をさし伸べて

みんなで
ちょっとずつ
愛を足していったら

それは
ちょっと大きな
愛になる


○。。。○。。。○。。。○。。。○




震災後、一時的にでも
ワンちゃんを預かってくれた人の愛。


今こうして育てている
おばさんの愛。


そんなおばさんの散歩中に
話を聞いてくれたおじいさんの愛だって・・・。



ちょっとずつの小さな力が
今、このワンちゃんの幸せを
つくり出しているだな〜。


自分ひとりができることは
小さいことだったとしても


それが集まることで
とてつもなく大きな力に変わることもある。


だから、大きい小さいと
大きさは関係なしに


こんなことくらいじゃ
何も変わらない


なんて思わずに。


ちっちゃなことを
し続けることが


そう、ちょっとずつの愛が
あったかい世の中を
つくっていくんじゃないのかな〜。


そんな風に思いました♪



それにしても、公園!
めっちゃ最高!


あのまったりとした出会い。
  まったりとした会話。
  まったりとした別れ・・・。


どれをとっても
まったり感がたまらないな〜♪


時間があって
ないような場所だな〜・・・。


私の第二の仕事場は
公園ですね♪
posted by dainoji at 17:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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